自動車整備分野と特定技能評価試験
日本の道路には非常に多くの乗用車、トラック、二輪車が走っており、どの車も定期的な点検と整備が必要です。一方で、自動車整備士をめざす若者が減り、多くの整備工場で深刻な人手不足が続いています。そのため、自動車整備は特定技能(SSW)制度の対象分野の一つとなっており、所管省庁は国土交通省です。特定技能制度やCBT試験の受け方全般については、特定技能試験を扱う別コースをご覧ください。
働く場所
この分野の特定技能外国人は、地方運輸局長の認証を受けた整備工場(認証工場)で働きます。雇用形態は直接雇用に限られ、派遣は認められていません。主な業務は自動車の点検整備で、次のレッスンで詳しく説明します。
技能水準を証明する2つの方法
- 「自動車整備分野特定技能1号評価試験」に合格する。
- または「自動車整備士技能検定試験3級」に合格する。自動車整備の技能実習2号を良好に修了した人は、条件を満たせば技能試験を受けずに特定技能1号へ移行できます。
日本語は、JFT-Basic、または日本語能力試験(JLPT)N4以上が必要です。
特定技能1号評価試験
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施主体 | 一般社団法人日本自動車整備振興会連合会(日整連、JASPA) |
| 実施方法 | CBT方式。予約はプロメトリック社のウェブサイトから行います |
| 学科試験 | 真偽法(○×式)30問、60分。正解数が65%以上で合格 |
| 実技試験 | 3課題(各課題に複数の設問)、20分。図などで示された状況から正しく判断する試験で、得点合計が60%以上で合格 |
| 言語 | 日本語(漢字にはふりがな付き) |
| 年齢 | 試験日に満17歳以上(インドネシア国籍の人は満18歳以上) |
| インドネシアでの実施 | 2025年4月から実施 |
出題範囲は自動車のシャシとエンジンに関するもので、構造・機能・取扱法、点検・修理・調整、整備用の試験機・計量器・工具、材料と燃料油脂についての知識です。水準は3級自動車整備士の技能検定と同程度とされています。合格者のID番号は、試験後30日以内を目安に日整連のウェブサイトで発表されます。合格しても、在留資格や就職が保証されるわけではありません。
準備のポイント
学科試験は○×式なので、文を最後まで読みましょう。「必ず」や「〜してはいけない」などの一語で答えが変わります。部品の名前は読み方と一緒に覚えましょう。Jobagus.idは登録料を一切いただいていません。お金と引き換えに合格や就職を約束するブローカーにはご注意ください。
試験の内容は2026年10月時点のもので、変更されることがあります。最新情報は公式サイト(mlit.go.jp、jaspa.or.jp、ssw.go.jp)でご確認ください。
自動車整備分野の概要、特定技能外国人が働く場所、特定技能1号評価試験の形式を説明します。
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