自分で決めてよいこと・相談すべきこと
仕事の一日は、小さな判断の連続です。どの作業から始めるか、製品の見た目は正常か、利用者さんが入浴できる体調かどうか。日本の職場で信頼されるのは、何でも一人で決める人でも、何でも聞く人でもありません。どの判断が自分に任されていて、どの判断を共有すべきかを分かっている人です。
判断の3つの種類
| 種類 | 例 | 対応 |
|---|---|---|
| 自分で決める | 日常業務の順番、勤務前の道具の準備、持ち場の整理、同僚に指示をもう一度聞くこと | 決めて実行し、他の人に影響があれば報告する |
| 決めてから報告する | 時間内に終えるための作業順の入れ替え、同じ仕様の予備部品の使用、リーダーが事前に認めている小さな変更 | 決められたルールの範囲で実行し、早めにリーダーに伝える |
| 先に相談する | 手順、レシピ、機械の設定、ケアプラン、他の人の予定、コスト、品質、安全を変えることすべて | いったん止め、状況を説明し、判断を待つ |
自分への問いかけ
どの種類の判断か迷ったときは、次のように自分に問いかけます。
- マニュアルや作業標準に書かれているか。書かれていれば、それに従い、自己流にしない。
- 安全、利用者さんの健康、食品衛生、製品の品質に影響する可能性はあるか。
- 他の人の仕事や予定を変えることになるか。
- うまくいかなかったとき、簡単に元に戻せるか。
- 以前、リーダーからこの判断をはっきり任されたことがあるか。
答えのどれかがリスクや他の人への影響、「自信がない」につながるなら、それは相談すべき判断です。日本では、相談は弱さの表れではありません。チームとルールを尊重している証です。
報連相とのつながり
報連相(報告・連絡・相談)は、日本の職場文化を扱うコースで学びました。意思決定は、報連相が実際に生きる場面です。自分で決めたことにも報告が必要です。自分で決められないことには相談が必要で、できれば自分の案を添えます。「Bなので、Aがよいと思います。よろしいでしょうか。」こうすると、自分で考えたことが伝わり、リーダーもすぐに判断できます。
任される範囲は広がっていく
新人に任される判断の範囲は、通常は小さなものです。経験と信頼が増えるにつれて、任される範囲も広がります。将来のチームリーダーは他の人に関わる判断を多く行うため、ルールをより深く理解しておく必要があります。任される範囲を広げるいちばん確実な方法は、適切なタイミングで相談し、結果を正直に報告することです。
誰が何を決めてよいかは会社ごとに異なります。リーダーに確認するか、職場のルールを確認してください。
自分で決めてよい判断、決めてから報告する判断、先に相談すべき判断の見分け方を学びます。
評価
0
0
まだコメントがありません。
このコースに参加
コメントを最初に残しましょう。
1.
通常、先にリーダーに相談すべき判断はどれですか。
2.
リーダーに相談するとき、このレッスンで勧めている方法はどれですか。
3.
このレッスンによると、任される範囲を広げるいちばん確実な方法は何ですか。