特定技能1号の2つの試験と実施機関
特定技能1号(Specified Skilled Worker (i))で日本で働くには、多くの場合、分野ごとの技能試験と日本語試験の2つに合格する必要があります。このコースでは両方の試験の全体像を確認し、効率よく安全に準備する方法を学びます。特定技能という制度そのものについては、日本で働くための在留資格を扱う別のコースをご覧ください。
試験1:技能試験
技能試験(技能評価試験)は、特定の分野で働くために必要な知識と判断力があるかを確認する試験です。分野ごとに試験の内容も問題も実施機関も異なります。介護の試験に合格しても、飲食料品製造業で働くことはできません。実際に働く分野の試験に合格する必要があります。
試験2:日本語試験
日本語の要件は、通常、国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)のA2レベル、または日本語能力試験(JLPT)のN4以上のどちらかで確認されます。介護分野では、これに加えて、介護の仕事で使う日本語を確認する「介護日本語評価試験」があります。
試験の実施機関
各分野は所管の省庁が担当し、試験はその省庁または業界団体が実施しています。海外の試験の多くは、インドネシアなどに試験会場を持つ試験運営会社プロメトリックが実施しています。インドネシアの候補者に多い分野の例は次のとおりです。
| 分野 | 技能試験の実施機関 | 備考 |
|---|---|---|
| 介護 | 厚生労働省(実施はプロメトリック) | 技能試験と介護日本語評価試験 |
| 飲食料品製造業 | OTAFF(食品分野の業界団体) | 国内試験と国外試験があり、国外はプロメトリック経由 |
| 工業製品製造業 | 経済産業省所管の業界団体 | 業務の種類により試験区分が異なる |
技能実習修了者の場合
技能実習2号を良好に修了した方は、関連する分野で特定技能1号に移る際、技能試験と日本語試験が免除される場合があります。別の分野に移る場合は、その分野の技能試験に合格する必要があります。
公式の一覧を確認する
日本政府の特定技能ポータルサイトには、すべての分野、実施機関、国内外の試験日程が掲載されています。SNSの投稿や個人のチャットグループのリンクではなく、このサイトを出発点として公式のリンクをたどってください。
2026年10月時点の情報です。分野、実施機関、要件は変わることがありますので、ssw.go.jp や moj.go.jp/isa などの公式サイトで必ずご確認ください。