日本での給与・税金・保険
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給与明細の読み方
日本では、給与は通常月に1回、銀行振込で支払われます。あわせて、紙またはアプリで給与明細が渡されます。最後の金額だけを見る人が多いのですが、給与明細には、どれだけ働き、いくら支給され、何が差し引かれたかが書かれています。毎月読むことで自分を守り、お金の計画も立てやすくなります。
3つの主な区分
多くの給与明細は3つの欄に分かれています。名称や配置は会社によって異なりますが、考え方は同じです。
| 区分 | 内容 | 主な項目 |
|---|---|---|
| 勤怠 | その月の勤務の記録 | 出勤日数、欠勤、有給休暇の取得、残業時間、深夜労働時間 |
| 支給 | 会社から支払われるもの | 基本給、残業代、各種手当 |
| 控除 | 給与から差し引かれるもの | 健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、所得税、住民税、寮費 |
総支給額と手取り
支給欄の合計が総支給額、控除欄の合計が控除合計です。実際に銀行口座に振り込まれる金額は次のとおりです。
差引支給額=総支給額-控除合計
差引支給額は一般に「手取り」と呼ばれます。税金と社会保険料が毎月差し引かれるため、手取りが総支給額よりかなり少ないのは普通のことです。求人を比べるときや家計を考えるときは、その金額が控除前か控除後かを必ず確認しましょう。
毎月の簡単な確認
- 勤怠欄:日数、残業時間、休暇が自分の記録と合っているか。
- 支給欄:記載された時間分の残業代が支払われ、いつもの手当が入っているか。
- 控除欄:先月と同じ項目か。新しい項目や大きな変化には説明が必要です。
- 銀行口座:振り込まれた金額が差引支給額と一致しているか。
よい習慣
- 出勤日と残業時間をノートやスマートフォンに簡単に記録しておきます。不明な点があったときの自分の記録になります。
- 給与明細は紙、写真、データのいずれかで数年間保管します。税金、在留資格の更新、転職のときに必要になることがあります。
- 主な項目の漢字を覚えましょう。初級の日本語でも、基本給、残業、手当、保険、税は見分けられるようになります。
- 最初の給与明細は、その後の明細と違って見えることがあります。最初の月は日数が短い場合があり、社会保険料を1か月遅れで控除する会社もあります。
分からない項目があれば、会社に確認しましょう。丁寧な聞き方は第6課で説明します。
1.
給与明細の「差引支給額」とは何ですか。
3.
給与明細の残業時間が自分の記録より少なくなっています。最初にとるべき行動として最も適切なものはどれですか。