カルチャーショックとその段階
日本での生活は楽しみな一方で、言葉、食べ物、気候、ルール、周りの人など、ほとんどすべてが一度に変わります。こうした変化から生まれるストレスをカルチャーショックといいます。これは自然な反応で、弱さではありません。どの国から来た人にも起こります。
よくある4つの段階
多くの人が次のような段階を経験します。時期は人によって異なり、段階を行ったり来たりする人もいます。
| 段階 | よくある気持ち | 役に立つこと |
|---|---|---|
| 1. ハネムーン期 | 何もかもが新しく、楽しく感じます。コンビニや電車、きれいな街並みを楽しみます。 | 楽しみながらも、最初から睡眠と食事のリズムを整えます。 |
| 2. 葛藤期 | 数週間から数か月たつと、指示が分からない、故郷の料理が恋しい、ルールが厳しく感じるなど、小さな問題が重なります。怒り、悲しみ、疲れを感じることがあります。 | この段階は一時的だと覚えておきます。信頼できる人に話し、生活のリズムを保ちます。 |
| 3. 適応開始期 | ルールや言葉が少しずつ分かり、毎日の生活が楽になります。 | 日本語の勉強を続け、自分の成長に目を向けます。 |
| 4. 適応期 | 二つの文化の中で落ち着いて過ごせるようになり、両方のよいところを選べます。 | 新しく来た人に自分の経験を伝えます。 |
カルチャーショックの影響が出ているサイン
- 日本や職場への不満をほぼ毎日口にしている。
- 寝ても疲れが取れない、または眠れない。
- 休みの日に同僚を避け、部屋に一人でこもっている。
- 音やごみ出しのルールなど、小さなことですぐに腹が立つ。
- 故郷の人と何時間も電話をして、かえって気分が落ち込む。
こうしたサインに早く気づくことが第一歩です。日本に来たことが間違いだったという意味ではありません。
乗り越えるための工夫
- あらかじめ知っておく。葛藤期はよくあることだと知っていれば、不安が小さくなります。
- 理由を知る。日本のルールの多くは、安全、衛生、近所への配慮のためにあります。「なぜ」と尋ねると、いら立ちが理解に変わります。
- なじみのあるものを一つ持つ。故郷の料理を作る、礼拝などの習慣を続ける、インドネシア人コミュニティの行事に参加するなどです。
- 新しく好きなものを一つ見つける。近所の公園、温泉、季節の食べ物などが、新しい土地とのつながりを作ってくれます。
- 話してみる。先に来た先輩たちも、たいてい同じ気持ちを経験しています。
逆カルチャーショック
数年後にインドネシアへ帰国すると、逆向きの同じようなショックを感じることがあります。以前は当たり前だったことが、違って感じられるのです。これも自然なことで、同じ工夫が役に立ちます。
本コースは心身の健康づくりに関する一般的な情報であり、医療上の助言ではありません。健康に不安があるときは医師に相談してください。
カルチャーショックとは何か、よくある4つの段階、注意すべきサイン、乗り越えるための工夫を学びます。
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